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米VCが「Qコマース」宅配スーパーのOniGOに出資

ベンチャーキャピタルのPlug and Play Japan(プラグ・アンド・プレイ・ジャパン、東京都渋谷区)は20日、10分で食料品や日用品を届ける宅配スーパーを運営するOniGO(オニゴー、東京都目黒区)に出資したと発表した。
プラグ・アンド・プレイ・ジャパンは、米シリコンバレーを拠点にベンチャーキャピタル(VC)や起業支援ビジネスを展開するプラグ・アンド・プレイの日本法人。
注文から30分程度で配達できる仕組みを備えたEC(電子商取引)サービスを指す「Qコマース」市場を展開するオニゴーのビジネス理念に賛同し、出資を決めた。
新型コロナウイルス感染拡大による宅配需要の高まりなどを背景に、消費スタイルの多様化が急速に進むなかで、商品購入の場が店舗からECへの移行する動きが顕著になっている。
国内でもECサービスへの傾斜に拍車がかかるとともに、ユーザーの時短ニーズにも対応した「即配サービス」への期待が高まっている。
こうした動きに対応し、欧米で市場が拡大してきているQコマースビジネスの国内展開を目指して、2021年6月に誕生したのがオニゴーだ。