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宅配に特化した軽貨物車両

 

4月13日、開発を進めている電気軽自動車のプロトタイプ車両を公開した。
この車両は宅配業務専用のEV(電気自動車)として、EVの企画・開発を手がけるASFと2020年6月から共同で企画・開発してきたもの。
2021年3月から走行性能や機能を検証するための実証実験に着手しており、8月中にも内外装の仕様を決定し、早ければ9月中の量産開始を予定。
1年の製造期間を経て、2022年9月から順次、首都圏などの都市部を中心とした佐川急便の営業所へ納車される予定だ。
車体は中国の五菱汽車が製造。航続距離は200km以上を確保している。2030年までに計7200台を導入する計画で、買い切りではなく、車両やメンテナンス、充電設備、電気代をワンパッケージ化したリース契約で利用する予定。