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SBSが15拠点新設
大都市圏で物流施設の建設が相次ぐ。
SBSホールディングス(HD)は電子商取引(EC)宅配物流に本格参入し、2030年までに約1600億円を投じて首都圏にEC荷物専用の拠点を15カ所ほど新設する。
日本GLP(東京・港)も神奈川県や埼玉県、大阪府や兵庫県で計12棟を新設する。
オフィス需要が落ち込む中、今後も成長が期待できるネット通販用物流施設向けに資金が集まる構図が鮮明になってきた。
SBSは首都圏に3万平方㍍ほどのEC専用倉庫を15カ所ほど新設する。
自動棚搬送ロボットや、保管荷物を自動でピッキングするコンテナ「オートストア」など最新の設備を導入する。
拠点内で荷主のEC製品の撮影やサイト運営も手掛ける。1拠点につき建設費として100億円、ロボット設備に10億円を想定している。
詳細な着工時期などは今後詰める。